本を作ろう、本で読もう TEAPOTノベルズ

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不幸体質の僕中山翼
ジャンル:学園モノ
天涯孤独を願う僕は、過去にトラウマを抱えており、人との距離をとっていた。そんな僕の元に、先週助けてもらったお礼をしたいと、一人の女子高生、堀井さんがやって来た。だが堀井さんは、今はまだ学校帰りなのでお礼の品を持っていないからと言い、連絡先を交換した。その日の夜、僕は用事を済ませるために従弟の沙月宅まで自転車で向かっていた。僕が沙月宅までの途中、帰ったはずの堀井さんと出くわす。僕等は一緒に歩き始めるが、不幸にも僕と堀井さんは車に撥ねられる。僕は次の日の朝に意識を取り戻した。だが堀井さんは昏睡状態。それから六日後には僕は退院し帰宅することができた。堀井さんを助けられなかった自分を責め、八つ当たりをして人間関係が悪化してしまう。そして僕は夢の中で、過去に誤って殺してしまった海斗と再会することをきっかけに今と向き合い、無視していた堀井さんのメールを確認。するとそこにはSOSがあり、僕はすぐさま病院へ直行。その後は三日間寝ず、犯人が堀井さんを殺しに来たところを僕が倒す。病院が警察を呼び、犯人は逮捕。僕は参考人として警察署に向かうこととなった。
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